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ビットポイント 35億円分流出

仮想通貨取引所のビットポイントジャパン(東京港区)から約35億円相当の仮想通貨が不正流出した。同社親会社のリミックスポイントが7月12日、発表した。リミックスポイントの株価は同日午前、15%以上下落した。

ビットポイントは12日午前、仮想通貨の取引や送受金など全てのサービスを停止した。同社は、電力小売り事業や宿泊施設の開発や運営などを手がけるリミックスポイントの子会社。

リミックスポイントの発表によると、ビットポイントは7月11日に同社の取引システムで、仮想通貨の送金エラーを発見。調査を行なった結果、同社が管理するホットウォレットから仮想通貨の不正流出を確認したという。流出額のうち、25億円相当が顧客からの預かり分で、残りが同社が保有していた仮想通貨だった。

ビットポイントは2017年9月に金融庁から仮想通貨交換業者として登録され、取引所事業の海外展開を行うなど複数の業務提携を結ぶなどして、口座開設数を伸ばしてきた。同社が取り扱う仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)の5種類。

今回の流出のタイムライン
7月11日
 22時12分頃 リップルの送金に関するエラーを感知
 22時39分頃 リップルの不正流出を確認、他の通貨の流出に関する調査
7月12日
 2時00分頃 リップル以外の仮想通貨についても不正流出を確認
 3時00分  ビットポイントが緊急会議を開く
 6時30分  ビットポイントが仮想通貨の送受金を停止
 10時30分  全てのサービスを停止

ビットポイントは2018年6月に関東財務局から業務改善命令を受け、内部統制や経営管理の強化を図っていた。今年6月28日、およそ1年におよんだ継続的な報告期間が終了している。

リミックスポイントの決算報告書によると、ビットポイントを中核におく同社の金融関連事業は、2018年度(2018年4月~2019年3月)に約48億円の売上高に対して、39億円の営業利益を計上している。

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