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個人間融資お届けブログ

個人間融資 ヨーロッパ”フランス”では8歳から性教育(4)

今回の記事は「個人間融資 ヨーロッパ”フランス”では8歳から性教育」です。

「コウノトリが赤ちゃんを連れてきた」は通用しない

息子に何も性教育らしきことはしなかったのに、彼のほうはしっかり避妊を学んでおり、おまけに、親を相手に性的なことを話すことにまったく羞恥心を抱いていないらしい。そのことに気づいた私は、フランスの学校では、どのように性について教育しているかに興味をもち始めた。

そんなある日、フランス5(サンク)局のニュースで、ドルドーニュ地方の公立小学校の授業例が報道された。8歳の子どもたちのクラスである。

「ペニスから出てくる液体ってなーに?」という講師の問いに、「おしっこ!」と答える男の子がいるかと思えば、「精液!」と、恥ずかしがらずに堂々と答えている優等生っぽい女の子もいる。

生徒たちは極めて真面目な表情、ニヤニヤする子どもは一人もいない。男女の身体構造の違い、生殖の過程などをイラストを見ながら学び、そして子宮、精液、睾丸、射精といった単語を習う。「おちんちん」と言うのではなく「ペニス」と言い、「おっぱい」ではなく「乳房」。「赤ちゃんはキャベツから生まれる」や「コウノトリが赤ちゃんを連れてきた」などという子どもだましは皆無である。

次の記事に続きます。

個人間融資 ヨーロッパ”フランス”では8歳から性教育(3)

今回の記事は「個人間融資 ヨーロッパ”フランス”では8歳から性教育」です。

真っ正面から息子と向き合って話し合うことを避けた

ここで早く答えないとナメられる。

私は、持っていた包丁が震えているのを気取られないように大きく息を吸って、答えた。

「3日? そんなのよくあるよ。それより、マリーちゃんのお母さん、助産師さんだったよね。私より詳しいはずだから、そっちに話したほうがいいんじゃない?」

責任回避。またしても、私は、真っ正面から息子と向き合って話し合うことを避けたのだ。

「それ、いつの話? あんたたちセックスするときに避妊するの忘れちゃったの? そうならどうにかしなくちゃいけない。お医者さんに行って、中絶ピルもらうとか。マリーちゃんのお母さんとは話し合えると思う?」と、冷静に話すこともできたはずだった。

このときの親としての挫折感が、本書を書く出発点となった。

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個人間融資 ヨーロッパ”フランス”では8歳から性教育(2)

今回の記事は「個人間融資 ヨーロッパ”フランス”では8歳から性教育」です。

いったい何を話せばいいんだろう?

「ただいま」と言うなり冷蔵庫を開けて、ヨーグルトや牛乳、ジュースをテーブルの上に並べ、漫画を読みながら黙々と食べている。話しかけなきゃ、なんか会話しなきゃと思うが、なんと言っていいかわからない。

いくらなんでも「どうだった?」と聞くわけにはいかないだろう。「なんで勝手に行ったの? 話し合いを避けるのはずるい!」と責めるのも、「ごめんなさい」とショートメールで伝えてきている以上、可哀想。では、いったい何を話せばいいんだろう?

私はしかたなく、「今朝、学校行ったの?」と聞いた。なんか間の抜けた、情けない母親だなと自分で思いながら。

「マリーが生理が3日も遅れてるっていうんだけど」

次の事件は息子が16歳のときだった。

2年ほど前から悪さを繰り返すようになっていた。学校のみならず警察からもさんざん呼び出しを食らい、親を辟易させていたが、同じクラスのマリーちゃんと周囲が公認する恋人になってからはめっきり落ち着き、ちょっと一息つけるようになってきた。そんなころだった。

私が台所で夕食の用意をしているところへ、「ママン、ママン、大変!」と言いながらアパルトマンの階段を二段抜かしで上がって来た彼は、息を切らしたまま言った。

「マリーが生理が3日も遅れてるっていうんだけど、こういうのって普通なの?」

16歳で? でもここはフランスだからこういうこともあるんだろうか? なんだってこういう話はいつも私にふりかかってきて、どうしてパパに聞かないんだろう? それとも私の思い過ごしで、セックスしたかどうかとは関係なく、ただ生理が「遅れた」っていうことなんだろうか? こういうことって、親にこうも直球で聞いてくるものなの?

私はこんなこと、親とはとても話せる関係じゃなかった。どうしよう、なんて答えよう……。

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個人間融資 ヨーロッパ”フランス”では8歳から性教育(1)

今回の記事は「個人間融資 ヨーロッパ”フランス”では8歳から性教育」です。

EUで最も出生率が高い国、フランス。その要因はなにか。フランス在住ジャーナリストのプラド夏樹さんは「フランスでは子供に8歳から性教育を行います。また50~60代の9割以上がセックスを楽しんでいます。日本とは社会における『性』の位置づけが大きく違うのです。この違いについて日本人は考えたほうがいい」という。現場からのリポートをお届けしよう――。

息子が事前に「初体験」をメールで知らせてきた

私がここ30年近く暮らしているフランスは、「性」にまつわる議論が盛んな国である。欧米各国の間では、「金の話は下品とされるが、セックスの話は堂々とする国(※1)」といわれるほどだ。

そんな国フランスで、私は、ここ数年間、フランス人はどのように「性」について考えているのかを日常生活の中で観察してきた。それだけではなく、外国人であることを大いに利用して、母国語だったら口にしづらい言葉を使って、セックスやそれにまつわることに関していろんな人々と話し合ってきた。

そのきっかけとなったのは、いわゆる日仏ハーフの息子の思春期と、それをめぐる家庭内でのゴタゴタだった。

どこの家庭にもあるであろう、平凡な出来事――息子の初体験である。それは、15、16歳のときだったらしい。なんで母親の私がこんなことを知っているかというと、息子が事前にメールで知らせてきたからである。

「心配しないで、コンドームするから」

とある週日の夜のことだった。夕食後、「これからディアンヌちゃんのうちに泊まりに行ってくる」と言い出した。中学生になってからというもの、週末、男友達の家に泊まりに行くということは頻繁になったが、それはあくまでも土曜日の夜、翌日は学校がないという条件下でのことだった。それに、女の子の家に泊まりに行くなんて、なんかおかしい。

しかし、外国人ママンである私が、日本の常識だけで物事をはかることはできない。いつも心のどこかに、「フランスではこういうこともあるのかも?」という思いがあり、とくに子どもの教育に関しては自信をもって断言できないことが多かった。そこで言った。

「ディアンヌちゃんのお母さんはそれでオーケーだと言ってるの? ちょっと、私が電話で聞いたほうがいいと思うわ。明日は学校もあるから早起きしなきゃいけないし。お母さんの携帯番号教えてもらってくれる?」

息子は携帯を取りに自分の部屋に行った。しばらくして、家の中がやけに静まっているのに気づいた。息子の部屋に行った。いない。

玄関に行ってみるとドアが開けっ放しだ。「逃げられた!」と思って通りまで走って出たが遅かった。もう家の前の通りにはいなかった。私が住んでいるのは坂が多いモンマルトルだ。私の足でメトロの駅まで走ったところで、最近、背丈が父親と同じくらいになった彼に追いつかないだろう。

「ずるい!」という怒りでカリカリして家に帰ると、携帯にショートメールが届いていた。

「ごめんね、ママン。でも、ディアンヌちゃんの家にお父さんとお母さんがいないのは今晩だけだから、どうしても行きたい。心配しないで、コンドームするから。明日はちゃんと学校行くね」

最後にニッコリ笑う絵文字がついていた。翌日、息子はいつもと同じ時間に、いつもと同じ表情で帰ってきた。

次の記事に続きます。

個人間融資 「幸福な人は自然体」気持ちをラクに!(3)

今回のテーマは「個人間融資 「幸福な人は自然体」気持ちをラクに!」です。

「自然体」でいられる人は自己肯定感が高い

この、私がふだん注目してしまう人たち以外の人に注意を向けようとしたときに、眩まぶしい太陽の光を見るような感覚になりました。

一見、存在感がない人たちなのかな? と思っていたら、じつは自己肯定感が高くて、「私とは違うタイプの人たち」だから意識が向かなかったのです。そこで、あえてその人たちに注目したら「あ! この人たちが自己肯定感が高い人なんだ!」ということに気がつきます。

その人たちに注意を向けても、まったく不快感を覚えないのです。

むしろ、不快感が一切ないので、すぐに興味を失って不快を感じさせるような人のところに私の注意が向いてしまっていたのです。自己肯定感が高くて、自分が誰からどう見られようと気にしていないから、威嚇もしないし、ビクビク感もない。

過剰に何かに集中している必要もなく、自然体でいられるその姿。自己肯定感が高いから周りの人の言動が一切気になっていなくて、自分の中で平安を自動的に保てちゃううらやましい人たちが、私の死角には存在していたんです。

今回の記事はこれで終了となります。

個人間融資 「幸福な人は自然体」気持ちをラクに!(2)

今回のテーマは「個人間融資 「幸福な人は自然体」気持ちをラクに!」です。

上司、同僚のフォローと見せかけて自分アピール

また今度は「自己肯定感が高い人はいないのかな?」と思って、会社の同僚のことを話している人たちに耳を傾けます。

「あいつ、やればできるんだから、やればいいのに!」と言っているのが聞こえて、私は「お?!」と思います。
「肝心なところであきらめちゃうから、上司から目をつけられちゃうんだよ!」
「お! この人は自己肯定感が高いから同僚のことをフォローしてあげようとしているのかも!」と思って話を聞きつづけます。

大嶋信頼『「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法』(PHP研究所)
すると、「だいたいあいつは詰めが甘いんだよ!」とか、「あの上司がもっと認めてあげればいいんだ!」と言っているのですが、「あれ? この人って結局、同僚や上司に比べて自分はすごいんだ!」と言っているわけで、「あ! この人も自己肯定感が低いんだ!」ということがわかってしまいます。

たしかに、自己肯定感が高かったら、こんなところで人の話なんかする必要がないもんな! と思って「お?! やっぱり、これまで自分は間違っていたかもしれない!」とちょっとびっくりしたのです。

私は、偉そうにしている人、集中できる人、人のことをかばってあげられる人、などが「自己肯定感が高い人」だと思って、「自分はなんてビビリで弱気で、集中できなくて、人のフォローなんかちっともできない器の小さな人間で……」と、ずっと思っていたんです。

だから、「あれ? もしかして私がこれまで自己肯定感の高さを感じてきたような相手こそが、自己肯定感が低い人なのかもしれない!」と気づいたとたん、面白くなってきたんです。

本当に自己肯定感が高い人はどこにいる?

そうしたら、次に「あれ? だったら、自己肯定感が高い人ってどこにいるの?」と疑問がわいてきます。

そこでフッと気がついたんです。

「こんなにたくさん人が乗っているのに、私が全然気にならない人、注意を向けていない人がいる!」

寝たふりをしている人、本を読んでいるふりをしている人、などたくさん気になる人がいる一方で、私がまったく注意を向けていない人たちの存在に気がついたのです。

次の記事に続きます。

個人間融資 「幸福な人は自然体」気持ちをラクに!(1)

今回のテーマは「個人間融資 「幸福な人は自然体」気持ちをラクに!」です。

自己肯定感が高い人ほど、生活の意欲や幸福感が高くなる傾向がある。それでは「自己肯定感が高い」とはどんな人か。キャリア25年、臨床経験のべ7万9000件以上の心理カウンセラー・大嶋信頼氏は「たとえば通勤電車で自信満々な態度で席に座り、周囲を威嚇しているような人は自己肯定感が低い。一方、自己肯定感が高い人ほど自然体で車内でも目立たない」という。どういうことなのか――。

日本人はアメリカ人より自己肯定感が低い

自己肯定感とは「自分で自分のことをOKだ!」と思えることであり、生活のあらゆる場面で意欲や幸福感に影響を与えます。日本人はその自己肯定感が、外国人に比べると低い傾向にあるといわれています。

アメリカで心理学を学んでいたとき、謙遜する日本人の私に比べて、周りの連中は、ちょっとできたことを100倍ぐらいに誇張していました。それを聞くたびに、心の中では「絶対に自己肯定感が低いほうが耐え忍んで努力をしているから、いつかはこいつらよりも優秀になれるはず!」と思っていました。

ところが、いくら努力をしたってちっとも認められない……。

そもそも自己肯定感が低いまま努力をしたって、何をやったって中途半端で、何も成し遂げられませんでした。しかし心理カウンセラーとして、のべ7万9000件の臨床経験を経たいま、「自己肯定感が低い人の仕組み」が見えてきました。

はっきり言ってしまうと、自己肯定感が低いということは「損な役回りをやらされているだけ!」なのです。では簡単に自己肯定感を上げて「おいしい生活!」をするためにはどうしたらよいのか。

まずは自己肯定感が高い人、そして低い人のある特徴をご紹介しましょう。

自己肯定感が低い人は、ぱっと見ではわからない

たとえば……電車で通勤をするときに「この車両の中で自己肯定感が高い人って、どんな人だろう?」と観察したくなります。

満員電車でみんな詰めて座っているのに、一人だけ踏ん反り返って腕組みをして足を開いて座っているおじさんは自己肯定感が高いのかな? と考えてみます。

※写真はイメージです(写真=iStock.com/gyro)
前に立っている人も、そのビジネスマンのことを見ないようにしているし、両脇に座っている女性と男性もできるだけ「関わりたくない!」という姿勢で座っているので「この人は大きな態度で、周りの人を威嚇しているのかも!」と思えます。

ぱっと見は、偉そうな態度を取っているから「自己肯定感が高いのかも!」と思ってしまうのですが、よくよく考えてみたら、自己肯定感が高かったら「俺はすごいんだぞ!」なんていう態度をする必要はありません。すると、「このビジネスマンは自己肯定感が低いのかもしれない!」と思えて、面白くなってきます。

今度は、電車の中でヘッドホンをしてスマートフォンでゲームをひたすらやっている学生風の男の子は自己肯定感が高いのかな? と思って観察してみます。

こんなに混雑している電車の中でもゲームに没頭できるんだから、「自己肯定感が高いのかも?」と思ったのですが、しばらく観察してると「あれ?」となります。

もしかしたら、ゲームに没頭していなかったら、将来の不安とか人間関係の問題が次から次へと浮かんでくるから、何も見ないようにしているのかも? と勘繰ってしまいます。

すると、妙に腑に落ちて「あ! この男の子も自己肯定感は低いのかもしれない!」と思うんです。ふだん、電車に乗っていると「私はこの中で、一番自信がなくて、自己肯定感が低いかもしれない」と感じて、周りの人をうらやましく思っていたのですが「あれ? 自分だけじゃないのかもしれない!」と思えてきたんです。

次の記事に続きます。

個人間融資 貧乏家族の出世払い(2)

今回のテーマは「個人間融資 貧乏家族の出世払い」です。

すでに所得連動返還型を導入しているイギリスでは、返済義務が発生してから30年経つと、たとえ返済額が残っていても返済免除となる。所得連動返還型は、低所得者が多い場合には、未返還が生じる可能性が高い。そのためデフォルト(債務不履行)をあらかじめ見込んだ制度設計となっているのだ。

一方、日本では学生支援機構が金融事業として位置づけられ、100%に近い回収率を目指しており、返済の免除には不寛容だ。今後、デフォルトを想定した債務の消滅期限について議論を尽くす必要があるだろう。

将来的に所得連動返還が整備されれば、入学前や在学中の現金納付が最小限となるため、学費負担が軽減されるように見える。私が懸念しているのは、その結果、受験生や保護者の学費への関心が下がることだ。少子化で経営がきびしくなる大学が、学費を上げるきっかけになってはならないと考える。

今回の記事はこれで終了となります。

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