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個人間融資お届けブログ

個人間融資 貧乏家族の出世払い(1)

今回のテーマは「個人間融資 貧乏家族の出世払い」です。

給付型と無利子の門戸は、広がる方向

奨学金には返済の義務がない「給付型」と、返済が必要な「貸与型」がある。もっともメジャーな国の奨学金(日本学生支援機構奨学金)は貸与型だったが、2018年の大学入学者から住民税非課税世帯などを対象に給付型を本格導入した。しかし給付額が国公立の自宅生で2万円、最大でも私大の自宅外生で4万円など、そこまで大きくないため、結局、貸与型と併用せざるをえないのが現状だ。

また貸与型には無利子と有利子があり、無利子は高校の成績平均値が5段階で3.5以上などと基準が設けられているが、住民税非課税世帯などについては成績基準が実質撤廃され、門戸が広がった。住民税非課税となる大体の目安が、3人家族で年収が約200万円、4人家族で約250万円。恩恵を受けるのは、おもに経済的にきびしい家庭であり、福祉的側面が強いように思える。

それでは中間層の奨学金はどうなるのか。ヒントとなるのが、18年度から導入された「新所得連動返還型奨学金」である。同じく無利子を対象に、これまでの定額返還から、卒業後の年収に応じて返済月額が調整されるようになった。いわば「学費の出世払い制度」だ。収入が低ければ返済月額が少なくなるので、一見、負担減になるように見える。しかし払う総額は変わらないため、返済の期間は長くなっていく。

次の記事に続きます。

個人間融資 民泊っていまだにわからないアナタへ(2)

今回の記事は「個人間融資 民泊っていまだにわからないアナタへ」です。

都市部やリゾートまで網羅する「STAYJAPAN」がおすすめ

さて、おすすめの使い方は。出張の多い人なら、特区に多く見られ、ワンルームマンションなどを利用した都市型民泊。近辺のホテルの相場よりも安く借りられるのが特徴です。大阪市内中心部の、平日の宿泊料金で比較してみると、ビジネスホテルのツインルームでは1人当たり8000円弱に対し、民泊では1室6500円。2人で借りれば半額以下と格安。長期出張の宿泊先にも◎。

そして旅行するならおすすめなのがラグジュアリーな民泊です。この中には、先ほどの3つめの定義「簡易宿所」を取得しているものもあり、戸建やコンドミニアムなどを利用した民泊施設は、プライバシーが保たれ、オーナーの趣味を反映した内装や調度品などがあるステキな物件が多いのが特徴。

イチ押しは沖縄。目の前にビーチのある戸建タイプ、古民家を再生した宿なども。一軒貸しの物件でも2万円程度から楽しめます。18年2月にはJALが民泊に本格参入し、宿泊先と搭乗券の組み合わせを自身でつくる「ダイナミックパッケージ」で民泊を取り入れることを発表。運輸業界と民泊が協業する傾向は今後ますます強まるでしょう。

民泊というと「Airbnb(エアビーアンドビー)」を思い浮かべるかもしれません。Airbnbは空き部屋を貸したいホストと部屋を借りたいゲストとをつなぐWebサービスの1つです。ただし、Airbnbや海外のサイトは、宿泊先が合法か否かを見極めるのは現状では難しく注意が必要です。合法的な民泊のみを扱うサイトなら安心です。農家民泊なら「里の物語」、都市部やリゾートまで網羅するなら「STAYJAPAN」がおすすめ。

もちろん、民泊によって当たり外れはあります。必ず口コミやオーナーの評価を確認して利用しましょう。また、ホテルと違って、アメニティがない、鍵の受け渡しが手間などの短所もあるので、事前準備はしっかりと行うのが鉄則です。

今回の記事はこれで終了です。

個人間融資 民泊っていまだにわからないアナタへ(1)

今回の記事は「個人間融資 民泊っていまだにわからないアナタへ」です。

お得で特別な旅ができるのが「民泊」

正しい知識と利用方法を知っていれば、お得で特別な旅ができるのが民泊。今回は安全でラグジュアリーな民泊の使い方をレクチャーしましょう。

民泊とは民家に泊まることの総称です。民泊の使い方をお話しする前に、民泊に3種の定義があることをお話しします。

まず「農家民泊」。“グリーンツーリズム”とも呼ばれ、農業体験や漁業体験など、「体験」がメインになる民泊です。これは、農家などの客間に泊まり、各種体験とホストとの交流を楽しむものです。

次に、現在増えているのが「特区民泊」。東京オリンピックを見越したホテル不足を解消するため、東京の大田区、大阪府、大阪市、北九州市など「特区」に指定された自治体の一部で、賃貸物件などを活用した民泊が始まっています。

3つ目は、旅館業法で簡易宿所として許可を得ている民泊。代表的なものはバックパッカーが泊まるゲストハウスやカプセルホテルですが、現在、特区以外で合法的に泊まれる民泊はこの許可を得たものです。

そして、前記のいずれにも当たらない違法なものが問題になっている「ヤミ民泊」です。2018年6月には住宅宿泊事業法(いわゆる「民泊新法」)が施行され、民泊の規制緩和がされるとともに届け出が必要になること、ヤミ民泊を掲載しているサイトにもメスが入るため、安心して楽しめるようになりそうです。
正しい知識と利用方法を知っていれば、お得で特別な旅ができるのが民泊。今回は安全でラグジュアリーな民泊の使い方をレクチャーしましょう。

写真=iStock.com/fizkes
民泊とは民家に泊まることの総称です。民泊の使い方をお話しする前に、民泊に3種の定義があることをお話しします。

まず「農家民泊」。“グリーンツーリズム”とも呼ばれ、農業体験や漁業体験など、「体験」がメインになる民泊です。これは、農家などの客間に泊まり、各種体験とホストとの交流を楽しむものです。

次に、現在増えているのが「特区民泊」。東京オリンピックを見越したホテル不足を解消するため、東京の大田区、大阪府、大阪市、北九州市など「特区」に指定された自治体の一部で、賃貸物件などを活用した民泊が始まっています。

3つ目は、旅館業法で簡易宿所として許可を得ている民泊。代表的なものはバックパッカーが泊まるゲストハウスやカプセルホテルですが、現在、特区以外で合法的に泊まれる民泊はこの許可を得たものです。

そして、前記のいずれにも当たらない違法なものが問題になっている「ヤミ民泊」です。2018年6月には住宅宿泊事業法(いわゆる「民泊新法」)が施行され、民泊の規制緩和がされるとともに届け出が必要になること、ヤミ民泊を掲載しているサイトにもメスが入るため、安心して楽しめるようになりそうです。

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個人間融資 接待のプロフェッショナルとは?(4)

今回は「個人間融資 接待のプロフェッショナルとは?」です。

冷めても、温め直しても、半解凍でも

たい焼きは焼き立てが一番であるし、日持ちはしない。手土産にする際、「渡す頃には冷めてしまうだろうか。余るほど差し上げてはかえって迷惑だろうか」と悩む場合もあるだろう。だが、冷めても、温め直しても美味。冷凍保存も可能で、半解凍して食べると小倉アイスのような食感を楽しめ、それもまた一興。進物箱に大漁のたい焼きが並んでいる様子は圧巻で縁起もいいので、迷ったら少し多めに購入するといいだろう。

なお、平日でも、昼頃から行列のできる日がある。並ぶ余裕がない場合は、事前に電話で予約をしてから来店するのが得策だ。

今回の記事はこれで終了となります。

個人間融資 接待のプロフェッショナルとは?(3)

今回は「個人間融資 接待のプロフェッショナルとは?」です。

ブランドに恥じないものづくりを

理想的な仕上がりはあるのだろうか。社長の小澤さんと店長の伊藤さん、二人にたずねてみた。

「最高の出来は、ふっくらとした、黄金色の焼き上がりです。売らずに永久保存したいほど美しい」と言いながら軽やかに笑うのは小澤さん。長年焼き続けていても、完璧な理想形に出会えるのは年に数回というから、難しさのほどがうかがえる。

伊藤さんはどうか。「僕も、黄金色を目指している」と前置きをしてから、後を続けた。「尻尾まできっちりあんこの入った仕上がりが僕の理想です。今の時代、きれいなものはどこでも出来ます。うちに求められているのは、昔から変わらないもの。わかばのブランドに恥じないものを提供し続けていくことが僕の使命です」とは、何とも頼もしい発言だ。

色よし。形よし。焼き立てのたい焼きは香ばしく、頭からかじると、破けた薄皮の間に熱々の粒あんがぎっしりと詰まっている。味の特徴は、あんこに塩がきいていることだ。だから、尻尾まで食べ終えたとき、後味はさっぱりしている。甘味が尾を引かない。小澤さんと伊藤さんが口をそろえて「食べ飽きない」という理由はそこにある。

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個人間融資 接待のプロフェッショナルとは?(2)

今回は「個人間融資 接待のプロフェッショナルとは?」です。

たい焼きにもある「養殖もの」「天然もの」

たい焼きの型は主に2種類ある。一つは、2枚の鉄板を合わせて数匹分をまとめて焼く量産タイプ。もう一つは、鯛の形をした鋳型で一匹ずつ焼き上げる、昔ながらの“一丁焼き”と呼ばれるもの。近年、愛好家たちは、前者を“養殖もの”、後者を“天然もの”と呼び分けているが、何ともわかりやすい俗称である。

わかばは、後者の一丁焼き。洋画家の故・木村荘八が描いた色紙絵からおこした特注の鋳型を使っている。片面の型に生地を注ぎ、あんこをのせて、その上へ生地をたらしてもう片面の型で挟み、両面を焼き上げる。見ていると特段、難しそうな点はない。しかし、社長の甥で店長をつとめる伊藤巧真さんはこう言う。

「わかば」の伊藤巧真店長。
「気候や仕込む職人によって、あんこも生地も状態が異なります。その日の材料に合わせて、ただでさえ個体差の生じやすい一丁焼きで、ムラなく焼き上げるのは難しい。尻尾の端まであんこを行き渡らせるのにも、技が要ります。奥が深いし、一筋縄ではいきません」

一匹に使う生地は40g、あんこは80g。体で覚えたその分量を瞬時にすくいとり、鋳型のクセや火加減も計算しながら焼くには、集中力が必要。一匹一匹、真剣勝負で焼き上げていくのだという。

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個人間融資 接待のプロフェッショナルとは?(1)

今回は「個人間融資 接待のプロフェッショナルとは?」です。

JR四ツ谷駅から徒歩5分の場所に、行列の絶えないたい焼き屋「わかば」はある。たい焼きは、“めでたい”の“たい”をかたどった縁起のいい菓子。庶民的で気どりがないおやつなので、親しい相手への差し入れとして最適だ。甘党はもちろん、塩がきいた「わかば」のたい焼きなら、甘いものがあまり得意でない方にも喜んでもらえる。

昭和28年のある1日で、店の運命が変わった

四ツ谷の「わかば」は、麻布十番「浪花屋総本店」、日本橋「柳屋」と並んで、“東京たい焼き御三家”と世間で評される都内屈指の名店だ。店先で職人の焼き上げる鯛焼きが、忙しい日は1日3000“匹”売れるという。

3代目の小澤市明さんに人気の秘訣をたずねると、「尻尾まであんこを入れる、創業時からのやり方を貫いていること」だと柔和な笑顔で教えてくれた。「当店のはじまりは昭和26年。建具屋を営んでいた祖父母が、戦後に焼け出されたあと、食べていくためにこの場所で駄菓子屋を開きました。当時、駄菓子屋といえばたい焼きとセット。甘いもの好きだった祖父が、尻尾まであんこを詰めることにこだわり、つくっていたそうです」

物資が貧弱だった時代に、あんこたっぷりの甘いおやつは貴重であり、癒やしの味でもあっただろう。近隣の住民に愛されながら細々と商売を続けていたが、昭和28年のある日、異変が起きた。あんこを惜しまぬ先々代の心意気に感動した演劇評論家の故・安藤鶴夫が、この店のたい焼きを新聞のコラムで紹介すると、翌日から行列ができるようになったのだという。

「それをきっかけに、たい焼き専門店として再出発しました。安藤先生が遺してくれた、“たい焼きのしっぽにはいつもあんこがありますように。それが世の中を明るくしますように”という言葉を信念に、今も焼き続けています」と小澤さんは力を込めて話してくれた。

次の記事に続きます。

個人間融資 フランチャイズで成功する人、失敗する人(6)

今回の記事は「個人間融資 フランチャイズで成功する人、失敗する人」です。

商売って、成功だけでなく失敗もあって当然で、自分の失敗だけでなく、人の失敗からも学ぶことが大切になる。失敗の数だけ経験や教訓が身につくものだから、数多くの失敗例を見ることができるのもフランチャイズならではの利点かもしれない。

問い:多店舗経営だと仕事が大変になりそうです…

フランチャイズ加盟社の社長が、自分でやることなんてほとんどないよ。それどころか何もやらないほうがいい。やることなんて、次にどのエリアに進出するかを考えることと、次はどのようなフランチャイズをやるかって考えることぐらいだよ。

それ以外のことはスタッフに任せないと、人材が育たない。それが直営事業との大きな違いだし、現場をどのように運営するかはフランチャイズの本部が考える仕事だから、加盟店の社長が現場に出てとやかく口を差しはさんでも邪魔なだけだ。

さらに本業だけに精進しているような普通の会社の社長ならば、中長期の戦略を考えて計画を立てるという仕事がある。これもフランチャイズ加盟で事業展開する社長には無縁の仕事だ。

年商数億円から数十億円のマルチフランチャイジーだろうと数百億円のメガフランチャイジーだろうと、そんな悠長な事業計画なんてものを立てなくても、その時々でいいものを取り入れればいいだけだ。

『1円も出さずに全国展開する方法 フランチャイズの処方箋』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)
ダメになりそうな店舗を切り捨てて、次に流行りそうなフランチャイズへの加盟を模索する。戦国時代の武将の領地にも似た自分のテリトリー。地元を見渡して、欠けているもの、不足している店は何かを考える。あとは人材育成に力を注ぐ。

同じフランチャイズ加盟店の中で、儲かる店と儲からない店の差なんて、立地条件と人材以外には何もない。だから立地は選べばいいし、人材は育てればいい。

もし他にフランチャイジーとしての明暗を分けるものがあるとすれば、あとは情報力の差だと思う。ただしこの情報力の差は、たとえばSNSに参加しているかどうかといった些細な違いによるものだ。

実は今、SNSをやらない限り情報を共有できないフランチャイズは多い。ここへきて急成長したフランチャイズのほとんどが、Facebookなどをフル活用している。

今の時代、知識や知恵の情報はネット上に溢れている。そのような時代だからこそ、他者と差別化できるのは“生の情報”“リアルタイムの情報”でしかありえない。

もはやホームページやブログの記事はタイムラグのある情報、過去の情報と見られるようになってしまった。だから怖いのは、ホームページなどの情報が最新情報であるかのように思っている情報弱者になることだ。

それさえ避けることができれば、目の前の、手が届くところに“フランチャイズ・ドリーム”は浮かんでいる。

この記事は今回で終了となります。

個人間融資 フランチャイズで成功する人、失敗する人(5)

今回の記事は「個人間融資 フランチャイズで成功する人、失敗する人」です。

高価格・高品質を謳い文句にした日本発祥のハンバーガーチェーン「モスバーガー」だって、証券会社に勤めていた男が脱サラで始めた店だった。

問い:フランチャイザーとフランチャイジー、どちらが得?

さまざまなフランチャイズができて、フランチャイズ加盟希望者にとっても選択肢が広がったと言えるね。前にも言ったように、フランチャイズの選び方は自分の志向に合わせた業種のほうがいいから、選択肢が増えれば、より自分に合ったフランチャイズを選ぶことができる。

それとフランチャイザー(主宰者)のほうは、まずフランチャイジー(加盟者)を儲かるようにしてから利益を得るという順序を守らなければならないから、初期の段階では試行錯誤もあって時間がかかる。一方でフランチャイズ加盟希望者のほうは、既存の成功事例を参考にして選択するだけだから即断即決も可能になる。

いわばフランチャイジーは、いいとこ取りができるし、失敗したら切り捨てて、新たなフランチャイズに挑戦すればいいだけだ。損切りも乗り換えもできるから、時代の変化に合わせた臨機応変な対応ができる。だから5勝3敗程度だと難しいが、6勝2敗なら儲かるし、7勝1敗なら大儲けできる。

それと身軽さってことで言えば、まるで株の売買のように、やっているフランチャイズ加盟店を売ることだってできる。自前のラーメン店なんかだと、たとえ繁盛していても、オーナーが代わると同じ味を出せなくなることが多い。同じ味にならないと、店を引き継いでも常連客の足が遠のいてしまう。

これがフランチャイズのラーメン店ならば、オーナーが代わろうとコックが代わろうと味は変わらない。誰でもできるフランチャイズの加盟店だからこそ、容易に売買できる。

フランチャイジーは身軽なだけじゃない。レバレッジをかけて一気に躍進することもできる。最初に加盟したフランチャイズが気に入って、もし他に最適と思われるフランチャイズがないようならば、新規の多店舗化だけでなくフランチャイズ内の既存加盟店を買い取って、そのフランチャイズの中のトップ加盟店になるのも面白い。

次の記事に続きます。

個人間融資 フランチャイズで成功する人、失敗する人(4)

今回の記事は「個人間融資 フランチャイズで成功する人、失敗する人」です。

フランチャイズは、力の弱いフランチャイザー(主宰者、本部)と、商売上のノウハウを持たない弱者のフランチャイジー(加盟者)がお互いの弱点を補いながら強者(大企業)に立ち向かう手段だ。

カーネル・サンダースは、そこそこ人気のあるお店をやっていたけど、車の流れが変わったために儲からなくなった。困り果てたカーネルは、自分のレシピを使って商売を始める方法を売り込み始めた。これがフランチャイズビジネスの始まりだが、当時のカーネルは、これはもう敗者と呼んだほうがいいような、完全な弱者に過ぎなかった。

レイ・クロックとマクドナルド兄弟

それと同じ時代、マルチミキサーの営業マンだったレイ・クロックが、マクドナルド兄弟の経営するハンバーガー店に出合った。

マクドナルド兄弟のハンバーガー店がすごく繁盛していて、マルチミキサーも次々と売れた。このような店がどんどんできれば、自分の機械ももっと売れるはずだと思ったらしい。

ところが店を増やすべきだと勧めても、マクドナルド兄弟は乗ってこない。そこでクロックは、それなら自分がこの店をフランチャイズで広げる担当をするという契約を結んで、マクドナルド兄弟の店に入り込んだ。

やがてクロックは「マクドナルド」という店の商標を買い取り、さらにはフランチャイズ展開の邪魔になってきたマクドナルド兄弟を追い出して、「マクドナルド」を自分のものにしてしまった。そしてその後、一気に全米へフランチャイズ展開して大成功することになる。

この創業秘話は “The Founder”(『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』)という映画になって、2017年の夏、日本でも公開された。

Founderは創業者という意味だけど、繁盛店を作ったマクドナルド兄弟と、それを乗っ取って広げたレイ・クロックのどちらが創業者かというのは、意見が分かれていて面白い。

繁盛する店のアイデアに価値があるのか、それともそのアイデアをマニュアル化して誰にでもできる店にしたところに価値があるのか?

僕の周りの経営者連中に聞けば9割がレイ・クロック支持派だけど、同じことを社員たちに聞くと半分くらいがマクドナルド兄弟支持派になる。これも経営者の視点とサラリーマンの視点との違いがわかって面白い。

ちなみにこの映画の原作といえるレイ・クロックの自伝『成功はゴミ箱の中に』はベストセラーになっていて、ユニクロの柳井さんやソフトバンクの孫さんたちが経営のバイブルとして絶賛しているよ。

「サブウェイ」も、まだ17歳だったデルーカという青年が、大学の学費を稼ぐために作った店だ。貧しかったデルーカ青年に「お前の考えたサンドイッチ屋の発想は面白い」「1000ドル出してやるから店を作って学費を稼げ」とおカネを出してくれた人がいた。このデルーカ青年も、弱冠17歳でおカネも信用もない、弱者そのものだった。

次の記事に続きます。

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