個人間融資掲示板コンタクト > 2018年 > 5月
個人間融資お届けブログ

“哲学の入門書”は結論よりプロセスが大事(4)

今回の記事は「”哲学の入門書”は結論よりプロセスが大事」です。

どうやってその結論に至ったのか

このアナクシマンドロスのようなケース、すなわち「プロセスからの学びは大きいけれども、アウトプットからの学びは貧弱」という哲学者はたくさんいて、例えばデカルトもその典型例と言っていいと思います。

デカルトが「我(われ)思う、ゆえに我あり」という言葉を残したことは非常によく知られていますね。これはつまり「どんなに確からしさを疑ったところで、今ここに思考している自分自身の精神があるということだけは、否定できない」という意味ですが、現代社会で普通に市民生活を送っている私たちが唐突にこんなことを言われても、ほとんどの人は「ええ、まあそれはそうでしょうね」といった反応をするしかないでしょう。これは要するに、デカルトの考察もまた「アウトプットからの学び」ということについては、それほど豊かなものは得られない、ということです。

しかし、「プロセスからの学び」ということについては、アナクシマンドロスと同様にその限りではない。つまり、そこには豊かな学びがあるわけです。評論の神様と言われた小林秀雄は、デカルトの『方法序説』について「これはデカルトの自伝である」と言い切っています。自伝、つまり「私はこのようにして疑い、考えてきた」という、「考察の歴史」を記したものだ、と言うんですね。これは本当にシャープな指摘で、私たちは、デカルトがどのように悩み、考えながら、最終的に「我思う、ゆえに我あり」という結論に至ったかを知ることで、初めてデカルトの「哲学」を学ぶことになるわけです。

定番教科書はアウトプットにしか触れない

しかし、ではその考察の過程を初学者向けの教科書が紹介しているかというと、全くそうではない。程度の問題はあるにせよ、ほとんどの定番教科書は、デカルトの「我思う、ゆえに我あり」という、有名なアウトプットを紹介し、ごく簡単にこのアウトプットがいかにすごいかということについて書いているのですが、厳しい言い方をすれば、これは一種のウチワ受けでしかありません。

ここにも初学者がつまずいてしまう大きな要因があります。高名な哲学の先生から、「ここは非常に重要」と言われても、その重要さがさっぱりわからないということになると、これはどうしても「自分には向いていないな」ということになってしまう。学問を続けるのに絶対に必要な「知的興味」が喚起できないんですね。

次の記事に続きます。

“哲学の入門書”は結論よりプロセスが大事(3)

今回の記事は「”哲学の入門書”は結論よりプロセスが大事」です。

この枠組みで考えてみれば、古代ギリシアの哲学者たちが至った結論である「世界は四つの元素から成り立っている」という指摘は、アウトプットということになるわけですが、ではこのアウトプットから現在の私たちが何かを学べるかというと、もちろん何もありません。せいぜい、頭の良かった古代ギリシアの哲学者たちも、こんな世迷いごとをほざいていたんだな、というくらいの学びしかないでしょう。

しかしでは一方で、彼らがどのようにして世界を観察し、考えたかというプロセスについては、その限りではありません。そこには現在を生きる私たちにとっても大きな刺激となる、みずみずしい学びがあります。

現代人にも刺激的な「学び」が見つかる

例えばソクラテス登場以前の古代ギリシア、時代としては紀元前6世紀ごろ、アナクシマンドロスという哲学者がいました。そのアナクシマンドロスがある日、ふとしたきっかけから当時支配的だった「大地は水によって支えられている」という定説に疑問を持つようになります。その理由は実にシンプルで「もし大地が水によって支えられているのであれば、その水は何かによって支えられている必要がある」ということなんですね。なるほど、確かにその通りです。

そしてアナクシマンドロスはさらに考えを推し進めます。つまり水を支えている「何か」がなければならない、と考えると、その「何か」もまた別の「何か」に支えられている必要がある、ということです。アナクシマンドロスはこのように考えた結果、「何かを支える何かを想定すれば無限に続くことになるが、無限にあるものなどありえない……。そうなると最終的に地球は何物にも支えられていない、つまり宙に浮いていると考えるしかない」と推論したわけです。

アナクシマンドロスが最終的に出した「大地は何物にも支えられていない、宙に浮いている」という結論は、現在の私たちにとって陳腐以外の何物でもない。つまり、先ほどの枠組みで言えば「アウトプットからの学び」はないということになります。

一方で、アナクシマンドロスが示した知的態度や思考のプロセス、つまり当時支配的だった「大地は水によって支えられている」という定説を鵜呑(うの)みにせず、「大地が水によって支えられているのだとすれば、その水は何によって支えられているのだろう」という論点を立て、粘り強く思考を掘っていくような態度とプロセスは、現在の私たちにとっても大いに刺激になります。

まとめればこういうことになります。つまり、アナクシマンドロスが残した論考について、現在を生きる私たちにとっての学びを考えると、それは「プロセスからの学び」であって、最終的な結論としての「アウトプットからの学び」は、刺身のツマのようなもので、学びの「ミソ」はそこにはないということです。

次の記事に続きます。

“哲学の入門書”は結論よりプロセスが大事(2)

今回の記事は「”哲学の入門書”は結論よりプロセスが大事」です。

特に、古代ギリシアの哲学者たちが「Whatの問い」に対して出した解答は、自然科学によって現在はほぼ全て否定されています。例えば、古代ギリシアの哲学者たちは、全てのものは「火」「水」「土」「空気」という四つの元素から成り立っていると考えていましたが、この主張は、元素というものの存在を知っている現在の私たちにとっては単に誤った主張でしかありません。

一方で、初学者向けの哲学の教科書は通常、年代順に編纂されており、たいがいは古代ギリシアからスタートしています。ここに、初学者が挫折してしまう大きな要因があると、筆者は思っています。

勢い込んで哲学の入門書を開いてみたものの、最初の50ページに出てくるのは、現在の私たちからすると非常に幼稚に見える、あるいは完全に間違っているものばかりなわけです。これでは「こんなことを学んで一体何の意味があるのか?」と感じてしまうのも仕方がありません。

これが、哲学に挫折する大きな要因の一つ目です。

アウトプットはダメでもプロセスが面白い

さて、では古代ギリシアの哲学者の論考から、私たちが学べるものはないのでしょうか? いえ、そんなことはありません。ここで登場してくるのが、先ほど紹介した、哲学者の論考を整理する軸の二つ目、すなわち「学びの種類」という軸です。

古代ギリシアの哲学者の多くが「世界はどのように成り立っているのか?」という「Whatの問い」に向き合った、という点についてはすでに説明しました。

さて、この「Whatの問い」に向き合った彼らから、一体何が学べるのか? ここで「学びの種類」という軸について考えてみましょう。繰り返せば、哲学者の考察から私たちが得られる学びには次の二つの種類があります。

・プロセスからの学び
・アウトプットからの学び

プロセスとは、その哲学者がどのようにして考え、最終的な結論に至ったかという思考のプロセスや問題の立て方を意味しています。一方で、アウトプットとは、その哲学者が論考の末に最終的に提案した回答や主張を意味します。

次の記事に続きます。

“哲学の入門書”は結論よりプロセスが大事(1)

今回の記事は「”哲学の入門書”は結論よりプロセスが大事」です。

それなりに哲学に興味は持っているものの、これまでに挫折してきた経験をお持ちの方は多いと思います。まずはこの問題、つまり「なぜ哲学に挫折するのか?」、もっとはっきり言えば「なぜ哲学はツマラナイのか?」という問題について、明確にその理由を示します。というのも、この点を構造的にクリアにしておかないと、結局はまた同じ挫折を繰り返すことになると思うからです。

歴史上の全ての哲学者の論考を、二軸で整理する

まず、歴史上の全ての哲学者の論考を、次の二つの軸に沿って整理します。

1.問いの種類 「What」と「How」
2.学びの種類 「プロセス」と「アウトプット」

まずは最初の軸である「問いの種類」について考えてみましょう。

哲学は古代ギリシアの時代に始まり、以来様々な哲学者が様々な思考を展開したわけですが、それら全ての歴史上の哲学は、次の二つの問いに対してなんとか答えを出そうとした取り組みとして整理できます。

1.世界はどのように成り立っているのか?=Whatの問い
2.私たちはどのように生きるべきなのか?=Howの問い

例えば「モノは何から成り立っているのか」という問題に取り組んだ古代ギリシアのデモクリトスは、典型的に「Whatの問い」に取り組んだ哲学者ということになりますし、キリスト教道徳の超克を念頭において「近代人はどのように生きるべきか」という問題に向き合い、「超人」という概念を提唱したニーチェは、典型的に「Howの問い」に取り組んだ人として整理することができます。

なぜ多くの人は哲学に挫折するのか

さて、ここからは「なぜ哲学に挫折するのか?」という問題について考えてみましょう。先述した通り、哲学者が取り組んできた「問いの種類」には、「Whatの問い」と「Howの問い」の二つがあるわけですが、過去の哲学者が「Whatの問い」に対して出した答えの多くは、現代の私たちからすると、「間違っている」か「正しいけど陳腐」なものが多いのです。

次の記事に続きます。

個人間融資 夫はATMじゃないぞ!!専業主婦に物申す!(2)

今日の記事は「個人間融資 夫はATMじゃないぞ!!専業主婦に物申す!」です。

「あなたのため」と人を振り回す厄介なタイプ

また、配偶者の実家に振り回される場合もある。妻の実家が、過度に孫の教育に口出しする場合も、振り回されている可能性が高い。

「他人の領域を尊重せず、独りよがりの思い込みをもとに勝手に割り込むのは、他人を振り回す人の特徴の1つです。厄介なのは、振り回している本人は親切のつもりでやっていることが多く、まったく罪悪感を抱いていないのです。子供の家庭に勝手に入り込んでくる親の場合、子供を独立した一個の人格として尊重していないのです。そのうえ、自分のやっていることが正しいと思い込み、『あなたのためだ』と言ったりします。家庭内でも妻や義父母など振り回す人の影響によって精神的に不安定になったり、体調を崩したりするようなことがあったら、迷わずに決別を選ぶべきです」(同上)

配偶者や配偶者の実家が原因なら離婚、絶縁する。とはいえ、なかなかそういう思い切った行動ができないときには、先に挙げた対処法を実行しながら、上手に付き合っていくといいだろう。「振り回す人」には、覚悟を持って強い姿勢で立ち向かう。和を尊ぶ日本人には難しいことかもしれないが、自分の身は自分で守るしかない。

今回の記事は以上で終了となります。
次回にご期待ください。

個人間融資 夫はATMじゃないぞ!!専業主婦に物申す!

今日の記事は「個人間融資 夫はATMじゃないぞ!!専業主婦に物申す!」です。

「あんたは私のATM、外でしっかり稼いでこい」

会社だけではなく、家でも、妻をはじめとした家族から振り回されている人もいるだろう。

あるIT企業に勤める40代の男性は、他人を振り回す妻に悩まされているところだ。結婚前、妻は社交的で明るく、魅力的な女性だった。しかし、結婚を機に退職して専業主婦となると豹変し、夫に「あんたは私のATMなんだから、外でしっかり稼いでこい」と言うようになった。気に入らないことがあると、すぐに夫に手をあげる。耐えかねた夫が家を出て行こうとすると「いっそ私を殺して」と包丁を持ち出す始末だ。夫は真剣に離婚を考えているが、妻の反応が怖くて切り出せずにいるという。

「妻が夫を振り回している典型的なパターンですね。そもそも、夫婦関係というのは、お互いの利益が相反する部分もあるという認識を持っておく必要があります。妻にとっては、夫が黙って外で働き、その稼ぎが多ければ多いほどいい。とはいえ、妻は浪費しているのに夫の小遣いは少ないなど、ATMになる代償がなければ、夫にストレスがたまってしまうことになる。こういう妻に、離婚を持ちかけると、怒った妻が会社に来たり、夫の友人に連絡し始めたりする。男性は、自分のポジションが脅かされることもあるのです」(精神科医・片田珠美氏)

▼泣き寝入りせず、部分交渉を行う
口では妻に勝てないから、波風を立てないためには黙っているのが一番。そんなふうに思ってしまっては危険だ。夫が言いなりになっていると、妻はどんどん鈍感さを身につけ、夫が疲弊してもなお振り回し続けることになる。では夫は、どのようにこの状況を打破していくべきか。

「ATM夫になっている場合、だいたいは妻が夫の給料を差し押さえています。妻の言いなりにならないためには、給料の振込先を変えてもらうようにするのもいいでしょう。妻が怒ることがわかっていても、ある程度は交渉しないといけません。まったく波風立てずに家庭生活を送るのは無理。あるいは、部分交渉も有効です。たとえば妻が1日1000円しかお小遣いをくれないとしたら、付き合いもあるし、この金額ではやっていけないから、1日1500円にしてほしいと頼んでみる。このように、簡単なところからはじめて、徐々に交渉のレベルを上げていくのがコツです」(同上)

振り回されやすい人の特徴の1つに「孤立している」ことが挙げられるが、同じ傾向は家庭内でも認められる。振り回す人が家族を支配するために、実家や友人との関係を全部切れ、と要求するのがその代表例。逃げる場所や、正確な判断をする機会を奪うのである。

次の記事に続く。

個人間融資 4畳半だけど「とても幸せ」!?第2回

今回の記事は「個人間融資 4畳半だけど「とても幸せ」!?」です。

意識を変えれば、ミニマルな生活も居心地良く感じる

いざ実際に4畳半暮らしをするとなると、風呂なしでトイレ共用という場合が多いのが現状。鈴木さんが住むシェアハウスも、風呂なしでトイレ、シャワーが共用なのだそうです。

こうした話を聞くと、ミニマルな生活をすることに抵抗を感じる人が多いのではないでしょうか。トイレやシャワーなど日常的に使うものが共用だったり、シェアハウスにする場合は、「自分ひとりの時間が取れないのではないか」「気が休まらなそう」という声もよく耳にします。こうした問題に対して、鈴木さんはどのように向き合っているのでしょうか。

「あれがない」「これがない」と考えるのではなく、「あるものの中でどうするか」という方向に発想を転換すれば、生活を楽しむ余裕すら出てくるのだと、鈴木さんは語ります。当たり前のことだと思うかもしれませんが、これは重要なことです。

同じ状況でも、捉え方次第でそれがプラスにもマイナスにも左右してしまうもの。目の前の状況を、前向きに捉える考え方は、皆さんもぜひとも身につけておくことをおすすめします。

本当に自分に必要なものを見極め、”最低限”のもので”豊かな暮らし”を

鈴木さんは自分にとって必要なものが何かをしっかりと見極めて、必要最低限のものだけで豊かさを得ることができています。ミニマルな生活を実現するためのポイントをまとめておきましょう。

・お金を使う優先順位を決める
・意識を変えて、あるものの中でどう生活する

皆さんも鈴木さんの生き方を参考にして、ミニマルな生活で人生の豊かさを手に入れてみてはいかがでしょうか。

個人間融資 4畳半だけど「とても幸せ」!?第1回

今回の記事は「個人間融資 4畳半だけど「とても幸せ」!?」です。

若手ビジネスマンにとって、深刻な問題のひとつ、それは「お金」です。

皆さんの中にも、お金に余裕がなくて困っている人もいるのではないでしょうか。「お金がないから、今幸せじゃない……」と思っている人もいるかもしれません。

そんな中、自分にとって本当に必要なものを見極め、必要最低限の物だけで暮らす人、いわゆるミニマリストが、最近注目を集めています。今回は、お金がなくても幸せに暮らす方法を、現在東京で4畳半の家に暮らす会社員の鈴木さんにお聞きしました。

個人間融資

上京以来、ミニマルな生活を続けている鈴木さんってどんな人?

3年前に上京し、現在都内でライターとして活動している鈴木さんは、下北沢と三軒茶屋の間にある一軒家をシェアして住んでいるとのこと。庭、縁側が付いている4畳半の部屋で、ミニマル生活を送っているのだそうです。

家賃は4万円で、光熱費を合わせてもたったの4万6千円。都内で一人暮らしということを考えると、信じられないくらいの安さです。夏場や春先に日当たりと風通しの良い縁側で、缶ビールを飲みながらタバコを吸ったり、読書をすることが好きだという鈴木さん。なぜミニマルな生活をしようと思ったのでしょうか。

ミニマルな生活を始めた理由は、”やりたい仕事を続けたかった”から

鈴木さんは、編集者・ライターを目指して3年ほど前に上京。未経験の状態でこの仕事を目指していたため、あまり給料がもらえない状態で実績を積み上げていかなければなりませんでした。そのため、鈴木さんは編集者・ライターの仕事を長く続けていきたいという気持ちで、ミニマルな生活を始めたのだと言います。

鈴木さんは仕事を第一に考え、そのために節約をするという選択をしました。皆さんにも、人生の中の優先順位があるはず。節約をした先に、「〇〇がしたい」「〇〇が欲しい」などの目標や目的があれば、最低限ものしかない生活でも満足に生きることができるのかもしれません。

しかしここで、節約や我慢ばかりのミニマルな生活は、「辛抱強い人でなければ続けることができないのではないか」という疑問が浮かんできます。どんな人でもこうした生活を生活を続ける秘訣はあるのでしょうか。

ミニマルな生活のコツは、”使いたいことにはお金は惜しまない”こと

「ミニマルな生活」といっても、何が何でも節約するというわけではなく、ルールを決めて使いたいことにはお金を惜しまないようにしているのだそうです。

「何でもかんでも節約」という暮らし方をしていると、ストレスが溜まって長続きはしません。鈴木さんは、ここでもお金を節約する分野と使う分野をしっかりと決め、上手く自分の好きなことにはお金を使えるようにしているのです。

お金を使う優先順位を決めておけば、限りある少ないお金でも満足のいく生活ができる。皆さんの生活にも早速取り入れることのできる智慧なのではないでしょうか。

次の記事に続く。

個人間融資 彼女へ送ったつもりが!!上司へLINEを誤送信(3)

今回は、「個人間融資 彼女へ送ったつもりが!!上司へLINEを誤送信」です。
恐ろしいイメージが浮かびますが、皆さんも似たような経験がおありではないでしょうか?

写真のタグ付けは確認が必要
情報漏えい、炎上、誤爆に注意

 ビジネスの場でもたまに起きてしまうのが、他人の写真をFacebookなどに勝手に投稿してしまう例だ。特に飲み会や集合写真などの場合、当人に断りなく投稿してしまう人は少なくない。しかし、その場にいたことを公開したくないという人もいる。

 私が知人から聞いた話だ。ある仕事の納期が遅れていたが、仕事上の付き合いで飲み会に参加しなければならなかった。仕方なく出席したところ、飲み会写真を公開されてしまい、「うちの仕事が遅れているのに飲み会なんて」と、取引先に叱責されてしまったそうだ。

 このような話は非常に多いので、撮影時に「この写真はSNSで公開してもいいですか?」と許諾をとっておくといいだろう。タグ付けも同様にその場で許諾をもらう必要がある。

 他にも仕事上のSNS利用にはさまざまな問題が起きる可能性がある。例えばSNSに投稿する写真を撮る際、背景に気を配らない人は多い。しかし、パスワードを書いた紙や、リリース前の商品情報などが写り込んでいて、トラブルになった例がある。SNSで情報漏えいをし、拡散してしまうと取り返しがつかない。会社に損害を与える可能性もあるので、写り込みは必ず確認する癖を付けよう。

 同様に、文章の投稿も注意が必要だ。匿名のTwitterアカウントなどで愚痴を投稿し、同僚にばれてしまったという例もよく聞く。匿名で利用しても、知り合いが見れば投稿内容などから人物の推測がつくことは多い。また、立場上問題視される発言をしてしまい、匿名だったにもかかわらず個人が特定されて、左遷されたり、クビや自主退職などにつながったりした例もある。たとえ匿名でも愚痴や悪口、守秘義務がある情報、立場上問題がある発言などは投稿しないようにしよう。

 他にも、「誤爆」は、SNSの操作性の良さゆえに起こりやすい。誤爆とは、間違って本来LINEでメッセージを送りたい相手ではない相手にメッセージを送ってしまうことをいう。「恋人に送るつもりの甘いメッセージを間違って上司に送ってしまった」などの悲しい話も聞く。上司やクライアントなどとLINEでメッセージのやり取りをしている場合は、くれぐれも注意したい。

 誤爆を避けるためには、間違えたくない相手とのトークの背景を分かりやすく変えておくのがおすすめだ。LINEの場合、相手とのトーク画面を開き、右上の下向きの矢印をタップし、「トーク設定」→「背景デザイン」→「デザインを選択」とタップし、好きなデザインを選べば変更できる。写真でも設定できるので、気付きやすいものに変えておこう。

 SNSはうまく使えば相手と親しくなれたり、すばやく情報交換したりできるとても便利なツールだ。今回ご紹介した注意点に気を付けながら、仕事にもうまく取り入れてほしい。

(ITジャーナリスト 高橋暁子)の記事から抜粋しました。

今回は、この回で終了です。

個人間融資 彼女へ送ったつもりが!!上司へLINEを誤送信(2)

今回は、「個人間融資 彼女へ送ったつもりが!!上司へLINEを誤送信」です。
恐ろしいイメージが浮かびますが、皆さんも似たような経験がおありではないでしょうか?

SNSはカジュアルなツールと意識
いきなり用件を書くのはNG

 一般的に、SNSでの仕事の連絡は「失礼」ととられる可能性が高い。仕事上の連絡は、会社のメールを使うべきだ。特に年齢が高い人ほどそのように感じる可能性が高くなる。

 しかしSNSを使ってはいけないというわけではなく、使い方や文章に気を付ければ問題にはなりにくい。例えば仕事のオファーなどをする場合も、「連絡先が分からず、こちらから失礼します」などと断ってから丁寧な文章で連絡するといいだろう。

 また、上司にLINEで「休みます」「遅刻します」などの連絡をすると、問題視される可能性が高い。欠勤や遅刻などの連絡は、LINEなどではなく電話でするべきだろう。同時に、LINEなどのメッセージは必ず読まれるとは限らないので、緊急に連絡するべきことは電話を使用しよう。

 LINEなどでの仕事上のメッセージには、もう一つ大きな問題が潜んでいる。LINEは用件がすぐに送れるので、素早いやり取りができるメリットがある。しかし、いきなり用件を送ってしまうと、相手に「失礼」と感じ取られてしまう可能性が高いのだ。

×「明日の打ち合わせは5時でお願いします」

◯「□□社の△△です。外出先なのでLINEから失礼します。
明日の打ち合わせは5時からでいかがでしょうか。ぎりぎりのご連絡になってしまい、申し訳ありません。ご検討よろしくお願いいたします」

 LINEで送る場合でも、メールと同様「挨拶文、本文、結びの文」を意識して文章を書くようにしよう。また、スタンプはやはりカジュアル過ぎる印象を与えるので、相手が多用する人でない限り、あまり使わない方が良さそうだ。

次の記事に続きます。

個人間融資 お金貸してください