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個人間融資お届けブログ

個人間融資 ボケてないのに赤信号を渡る高齢者(4)

今回の記事は「個人間融資 ボケてないのに赤信号を渡る高齢者」です。
最終回です。

▼老親にありがちな事例とやってはいけない対応策
(1)言うことを聞かないとき
×:親に怒る
○:低い声で話す
————————————————–
(2)運転・歩行が危ないとき
×:外出を禁止する
○:目を温める
————————————————–
(3)ネガティブ発言が多いとき
×:やめてと言う
○:役割をつくる

今回の記事で終了となります。

個人間融資 ボケてないのに赤信号を渡る高齢者(3)

今回の記事は「個人間融資 ボケてないのに赤信号を渡る高齢者」です。

【第3位】止まらない、ネガティブ発言
高齢になると、「私のことが邪魔なんでしょ」などとネガティブな発言が増える傾向にあります。聞かされる家族は気が滅入りますが、「そんなこと言わないで!」と注意しても効果はさほどありません。人間の脳は、昔のことはポジティブに捉え、最近のことはネガティブに捉える構造になっています。だから高齢者は、「昔はよかった」という話はしても、最近のことはどうしても悪く言いがちなのです。

家族は親を気遣うつもりで、「料理は私がやるから、お母さんはゆっくりして」「庭の木の手入れは危ないから、親父はやらなくていいよ」などと言いますが、親は自分が役に立たない人間のように感じます。すると、ますます発言がネガティブになるのです。

この場合の適切な対応は、むしろ親に家事や仕事をお願いすることです。植物の世話や安全な場所の掃除などを頼むとよいでしょう。さらに「お手伝い、ありがとう」といったポジティブな反応を忘れないこと。高齢になるほど感情を伴う記憶は残りやすくなるので、少し大げさなくらいに表現すれば、親も満足感や充実感を得た記憶が定着しやすくなり、ネガティブな発言は自然と減っていきます。

次に続きます。

個人間融資 ボケてないのに赤信号を渡る高齢者(2)

今回の記事は「個人間融資 ボケてないのに赤信号を渡る高齢者」です。

【第2位】運転・散歩中に、赤信号を渡る
運転中に赤信号を見逃したり、信号が赤なのにゆっくりと横断歩道を渡ったりと、高齢になると交通に関する困った行動も多くなります。特に運転については、高齢者による事故が大きく報じられることが増えたため、少し車をこすっただけで、若い人でもこするのに、家族も「運転をやめさせようか」と考えがちです。しかし認知機能に問題があれば、免許は更新できないはずですし、それだけで運転をやめさせると、かえって認知症を発症しやすくなることがわかっているので、安易に免許を取り上げないほうがよいでしょう。

では、運転中にしろ横断歩道を渡るときにしろ、なぜ赤信号を無視するかといえば、最大の原因は目の機能低下にあります。高齢になると、視力は悪くなくても、視野が狭くなります。しかも年齢とともにまぶたが下がるため、特に上のほうが見にくくなります。だから、高い位置にある赤信号が目に入らないのです。

まぶたが下がるのを予防するには、ホットタオルなどで目の周りを温めて、血流をよくすること。また、コンタクトレンズは長時間の使用を控えるか、眼鏡を勧めてください。特にハードタイプは、まぶたが下がりやすいので要注意です。

根本的な解決策としては、眼科で手術を受ける方法もあります。まぶたの皮膚を切って上を見やすくするもので、30分から1時間程度で終了し、1週間ほどで抜糸できるので、体への負担は少なくリスクもほとんどありません。

次に続きます。

個人間融資 ボケてないのに赤信号を渡る高齢者(1)

今回の記事は「個人間融資 ボケてないのに赤信号を渡る高齢者」です。

【第1位】都合が悪くて、聞こえないふり
「忘れず薬を飲んでね」「部屋を片付けて」と言ったのに、親が聞こえないふりをしたり、返事はしたものの、実際は頼んだことをやってくれないことがよくあります。

これは性格が頑固になったわけではなく、聴力が低下し、本当に聞こえていないことがほとんどです。なかでも聞こえにくくなるのが、「高い音」です。特に若い女性の声は聞き取りづらくなります。

ただし本人は、「聞こえない」とは言ってくれません。「聞き返したら悪い」と気を使ったり、確認が面倒になったりして、わかったふりをすることが多いです。ところが肝心の内容が聞こえていないので、頼んだ通りには行動してくれないわけです。

難聴が原因なら、家族が「ちゃんと聞いてよ!」と怒鳴っても問題は解決しません。まずは試しに、いつもより低い声でゆっくりと話しかけてみてください。早口になりやすい人は、親が話すスピードに合わせるよう心掛けてください。また、難聴の予防改善にはマグネシウムが効果的なので、海藻やアーモンドなどを食生活に取り入れるのもよいでしょう。すでに難聴が進んでいるなら、補聴器の使用も検討してください。日本では補聴器に抵抗を感じる人が多いのですが、最近のものは非常に小さく、耳に装着してもほとんど目立ちません。

次に続きます。

個人間融資掲示板 上流妻の転落人生(3)

今回は「個人間融資掲示板 上流妻の転落人生」です。

「商社マン妻」を経済的困窮に陥れた「夫」の無責任
現在、マリエさんの主な収入は、夫からの年金分割で受給できることになった年金など月15万円ほど。商社で働いていた夫の給料は高く、マリエさんが受け取っていた生活費も少なくはなかったが、子どもの教育費や贅沢が当たり前の生活で、毎月すべて使い切っていた。その上、まさか、将来離婚することになるとは思ってもみなかったので、貯金もしていない。また、離婚が決まった時にわかったことだが、夫にもほとんど蓄えがなかった。こちらも負けず劣らずかなりの浪費家だったようだ。

※写真はイメージです(写真=iStock.com/tomazl)
退職金およそ3000万円は2分割したが、マリエさんの分は、実親の老人ホーム費用や治療費、葬儀や墓を作る費用などで多額の費用がかかり、残るお金は300万円程度。現在、家賃約23万円の賃貸マンションにひとりで住んでいるおり、このほかトランクルームなども借りていて毎月大赤字なので、その貯金もじき底をつく。

そうした経済的な不安に加え、マリエさんはいくつか持病などもあり、定期的な通院も欠かせず、その医療費はバカにならない。筆者は、毎月の収入の3割程度である4~5万円程度の 賃貸物件への引っ越しを提案した。というのは、クラフトアートの活動で一定の収入があるものの、材料費や個展を開くための費用などがかさみ、収支は常にマイナスだからだ。年齢的に収入を増やすよりも、まずは、家計で大きな割合を占める住居費のコストを抑えるのが先決である。

「自分の好きなことができる喜びは何物にも代えがたく、充実した日々を送っている」とマリエさんは言うのだが、夫との離別によって「アンダークラス」に転じてしまったのは誰が見ても明らかだ。結婚して専業主婦となった頃、将来にこんな人生が待っているとは考えもしなかっただろう。「私の人生はこんなはずではなかった」。そう感じているに違いない。

「アンダークラス落下組」をこれ以上増やしてはならない
今、マリエさんと同じように結婚して仕事は辞めたものの、子どもが成長したことで再び働きに出たいという女性は大勢いるし、結婚してからもずっと共働きという女性も少なくない。

マリエさんのような「アンダークラス落下組」が少なくない状況の中で、女性が結婚後も仕事を持ち収入を得ようという動きは、前述したリスク回避につながることだ。ただ、妻が働きに出る場合、夫や子どもなど家族からの協力や理解が欠かせない。

日本において、かつて主流だった専業主婦世帯に代わり、共働き世帯が増加している。しかし、「共働き世帯」は増えたけれども、「共働き社会」になったとは言えない。

共働き社会を実現させるためには、保育施設や家事支援サービスの拡充、放課後の児童クラブの整備、女性の働き方に中立な税・社会保障制度の見直し、女性登用の「見える化」など、社会的なバックアップは必須である。そして、それ以上に重要なのは、「夫は外に出て働き、妻は家を守る」といった固定観念の意識改革だ。

マリエさんのような「アンダークラス落下組」をこれ以上増やしてはならないと思う。

今回の記事はこれで終了となります。

個人間融資掲示板 上流妻の転落人生(2)

今回は「個人間融資掲示板 上流妻の転落人生」です。

セレブ妻が自立を意識しはじめた途端、夫の嫌がらせが……
最近、ファイナンシャルプランナーとして強く思うのは、夫との死別・離別などによって、経済的に困窮する専業主婦からの相談が明らかに増加傾向にあるということだ。

いったい、なぜなのか。

実は、他人から見れば裕福で安定していた専業主婦が、ある日、「専業主婦の座にのうのうと居座っているのは高リスクなのではないか」とふと思い立ち、「自立」を意識しはじめた途端、夫から嫌がらせや妨害を受けて、離婚せざるを得なくなったケースが少なくないのだ。

東京都内在住の島田マリエさん(仮名・67歳)は、3年前に離婚が成立して、現在、賃貸マンションにひとり暮らしをしている。

元夫は大手商社勤務で、マリエさんも、子どもが小さい頃は、欧米やアジア圏内など駐在員の妻として転々としていた。3歳年上の夫(現在70歳)とは、24歳のときにお見合いし、結婚した。「今思えば、本当に世間知らずだった」とマリエさんは言う。

「短大を卒業した後、地元の企業に就職しましたが、結婚を機に寿退職。1年後に長女を出産し、家族3人そろってしばらくは海外での生活が続きました。それから、娘が中学校に入学する前に、いったん家族全員で日本に帰国し、以後は、海外赴任になれば夫が単身で渡航することに。海外に駐在していた頃は、お手伝いさんを雇い、海外のお客さまを自宅にお招きしてホームパーティーを開いたり、駐在員の妻同士のお付き合いをしたり。経済的にとても恵まれた生活でした」

夫は一切の生活費を口座に振り込まなくなった
しかし、マリエさんが40代後半になったくらいから少しずつ状況が変わってきた。娘が成長して時間に余裕ができたマリエさんは、海外にいた際、趣味で習っていたクラフトアートの活動を始めた。

もともと手先が器用だったマリエさんは、独特の世界観で作品を発表するようになり、周囲から高く評価されるようになった。その結果、知人の紹介で、カルチャーセンターのアート講座の講師を務めるようになり、収入も得るようになったのだ。

もちろん、これまで通り、家事や育児にも手を抜くことなく、きちんと主婦業もこなしているつもりだったが、作品の発表会などが近くなると、製作活動に没頭する時間が増えるようになった。夫はこれが気にくわなかったらしく、何かにつけ嫌みを言ったり、作業の邪魔をしたりするようになった。

そんな生活が10年以上続いた後、再び夫が単身で海外赴任をしたのをきっかけに、夫は一切の生活費を口座に振り込まなくなったのだ。

仕事をしているとはいえ、それで自分と娘が食べていけるほどではない。たちまち生活に困ったマリエさんは、弁護士に相談し、調停の申し立てを行うことになったが、最終的に、離婚が成立するまでに5年以上もかかったという。

「ずっと、夫と娘のために尽くしてきて、自分のやりたいことが見つかって、それに夢中になったのがそんなにいけないことだったのでしょうか?」

次の記事に続きます。

個人間融資掲示板 上流妻の転落人生(1)

今回は「個人間融資掲示板 上流妻の転落人生」です。

67歳のある女性は、3年前、元大手商社マンの夫と離婚し、約40年間の専業主婦生活にピリオドを打った。以前はお金に不自由ない優雅な生活だったが、今では経済的に困窮している。相談を受けたファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんは「離婚の原因は、女性が経済的自立を模索したこと。元夫はそれが嫌だったようで、とんでもない話だ」と憤る。専業主婦が“アンダークラス”に落ちる条件とは――。

なぜ裕福な専業主婦が“アンダークラス”に落ちるのか
「お金持ちの男性と結婚して、一生安定した裕福な生活を送る」――。

世の中には、そんな「人生の勝ち組」を夢見る女性も少なくないだろう。また、夫がお金持ちではなく玉の輿と言わないまでも、「結婚して、仕事なんか辞めたい」「もう働きたくない。憧れは専業主婦」という女性の声は、いつの時代でも聞こえてくる。

そんな女性にとって、昨年12月、プレジデントオンラインで公開された記事「”結婚したら専業主婦”は下流への入り口」は、衝撃的だったに違いない。筆者である早稲田大学人間科学学術院の橋本健二教授によると、結婚後、夫との離別・死別によって「アンダークラス」(専門職とパート主婦を除いた低所得の非正規労働者)に転落している女性が相当いるという。

「憧れの専業主婦」に潜むリスクなど、その詳細については本文をご一読いただくとして、具体的なデータに基づいた内容は、ファイナンシャルプランナーとして、さまざまな家計の相談を受けている立場から、うなずける面が多々あった。

専業主婦の妻が抱える「5つのリスク」とは?
確かに、専業主婦というポジションは不安定で危険と隣り合わせにある。

特に経済的リスクに関して、自分自身に実収入がなく、結果として「夫に食べさせてもらっている」状況だ。自身の生活基盤を夫の収入に100%依存しているということになる。

これは専業主婦が無価値ということではない。家事・育児はれっきとした仕事だ。しかも、かなりの労力を要する。ただ、それにより収入は得られない。こうした状況で、最低でも5つのリスクが考えられる。

(1)夫の愛情がなくなって浮気されるかもしれないリスク。
(2)夫が病気やケガで働けなくなって収入が減るかもしれないリスク。
(3)夫がリストラされて失職するかもしれないリスク。
(4)夫が死亡するかもしれないリスク。
(5)妻の状況の変化によるもので、妻に愛情がなくなって、離婚したくても経済的な理由から我慢を強いられることもあるかもしれないリスク。

次の記事に続きます。

個人間融資 人材育成「前向き人生に損はなし」(4)

今回の記事は「個人間融資 人材育成「前向き人生に損はなし」」です。
芳井代表取締役社長(以下、芳井)にお話しを伺いました。

全国の事業所・展示場で正月三が日の営業をやめるなど働き方改革推進

――よく“女性は、能力があっても自信がない”といわれます。人に影響を与えることに対して恐れがある、人をマネジメントする怖さがネックになっているとも。そうした点についてどう思われますか?

芳井:自信がないというより、自分が上に立ったらどうするか、あの場所で何をしたいかという“台本”が描けていないのではないでしょうか。「あの人のようにはできない」と、上に立つことを尻込みする女性は多いけれど、別に誰かを目指さなくてもいい。「あの人のように長時間労働はできない」と思うなら、自分が上に立った時、どうすればそれを回避できるか、いい方法を考えておく。自分らしい働き方ができるように、台本を少しずつ描いておくことで、実際にその場に立った時に能力が発揮できるものです。

 私の場合、会社を変えられる立場になったら絶対やろうと決めていたのが、全事業所の住宅展示場で正月休みを導入することでした。昨年の11月に社長というポジションを与えていただき、2018年からは全国82事業所、240カ所の展示場で正月三が日の営業活動をすべて取りやめました。これまで住宅展示場と分譲地は、正月営業が慣例化していましたが、東京本店長をしていた2014年からは、東京本店の展示場に正月休みを導入しました。ビジネス上のデメリットも全くありませんでしたから、全国の事業所で導入したいと思っていたんですね。

 そもそもお客様が住宅を購入するタイミングとして、子どもの進学に次いで多いのが「正月を新しい家で迎えたい」ということ。それなのに、正月を味わっていない我々がどうやってその良さを提案するんだと。正月は家族や友人と過ごしてゆっくり休んでもらう。それが仕事のモチベーションにもつながります。

――全事業所正月休み導入もそうですが、就任以来、意欲的に働き方改革を推進していますね。

芳井:働き方改革に関しては、まずは、“今やっている仕事は本当に必要か”を各自で点検し、やるべき仕事と捨てる仕事を決めてもらいたいなと思っています。また、想像力を養うことで、余計な仕事を減らすことができる。特に管理職以上にはこうした能力が必要です。1枚の書類を見れば、問題点がどこにあり、どうメスを入れるべきかが分かる。今は、何でも答えられるようにと過剰に書類を作る傾向が強いですが、これではいつまでも仕事が減りません。この先、会社をさらに発展させていくためには、新しい価値を生む仕事にどんどん挑戦していかなくてはいけない。そちらに注力してもらいたいんです。会社としてもそれを具体的に説明する必要があります。

今回の記事はこれで終了となります。

個人間融資 人材育成「前向き人生に損はなし」(3)

今回の記事は「個人間融資 人材育成「前向き人生に損はなし」」です。
芳井代表取締役社長(以下、芳井)にお話しを伺いました。

20年度末にグループ全体で女性管理職500人が目標

――しかし、日本ではなかなか女性活躍が進みません。ロールモデルがいない、キャリアパスが見えないなど、いろんな理由がありますが、社長が考える女性活躍の課題はなんでしょうか?

芳井:女性には、結婚、出産、配偶者の転勤など、ライフイベントがついて回ります。まずは、そこを乗り越えるための解決策を考えることが急務です。例えば、育休中に職場を離れることに対し、会社から置いていかれるのでは?と不安を感じる女性は多い。それなら、育休中に社内の通信教育を受けられるような環境を整えればいい。能力をどうやって維持するかではなく、育休中にスキルを上げるという視点で仕組みを考えてみる。そうすれば、育休期間は、“キャリアロス”ではなく、貴重な育成期間となり、お互いにメリットがあります。もちろん、育児第一ですが、スムーズに復帰できるような体制を整えていくことは大切です。

――会社に対する忠誠心がある人ほど、迷惑をかけたくないという気持ちが強く、結果的に仕事を辞めてしまう人も少なくありませんが、育休がキャリアロスではなく、キャリアアップの機会になれば、育休や復帰への怖さがなくなりますね。

芳井:まだ私の中での構想段階で、実際に動き出しているわけではありませんが、成長を望む人に対して環境を整えていくことが大切だと考えています。また、夫の転勤というライフイベントに対する対策としては、別の支店に異動できる仕組みを作ることで仕事を辞めずに済む。そうしたことも考えている最中です。

――大和ハウス工業では、「2020年度末までにグループ全体で女性管理職を500人にする」という目標値を掲げています。現在、女性管理職の数は、大和ハウスで約100人、グループ全体としては261人。あと約3年で2倍に伸ばすということになりますが、実現可能でしょうか?

芳井:初期の総合職採用の女性たちが、現在、課長になりつつあります。その層がさらに厚くなっていけば目標値に近づくはずです。ただし、数合わせのためだけに女性管理職を増やすのでは、どちらも不幸になる。性別に関係なく、能力で決めるべきです。

――性別に関係なく、チームの力を最大化してくれる人物を管理職に上げると。

芳井:能力ももちろんですが、タイミングも重要です。順番でいえばこの人だけれど、今、この場所にふさわしいのはこちらという場合もある。

 現在、横浜北支社で建築営業所所長を務める神田美沙という女性社員がいます。彼女は、まだ主任ですが、1年前に所長に登用しました。東京本店では、入社5年以上の主任職までの若手社員約20人を集め、月1回1時間、1年間を通して勉強会を行っているのですが、彼女は、私が東京本店長時代に勉強会に参加していたメンバーです。フワッとした雰囲気ながら芯が強く、牙を隠し持っている。川崎市に建築営業所を作るときに、女性だけのなでしこチームにしたいと考えていたのですが、その時に浮かんだのが彼女でした。女性たちをうまくまとめて東京本店との橋渡し役も果たせると考え、抜擢しました。

次の記事に続きます。

個人間融資 人材育成「前向き人生に損はなし」(2)

今回の記事は「個人間融資 人材育成「前向き人生に損はなし」」です。
芳井代表取締役社長(以下、芳井)にお話しを伺いました。

――これまで社長ご自身が、「女性の力」を実感されたビジネス上の場面を教えてください。

芳井:特に印象に残っている事が2つあります。ひとつは、女性の営業から気配りの素晴らしさを学んだこと。多くの場合、営業はスピードを重視するあまり、見積もり段階で、“なぜこのお客様が弊社に決めてくださったのか”を掘り下げることを軽視しがちです。しかし、ある営業の女性社員は、“この方は恐らくこうした点を問題視されるだろうから解決策を考えておこう”“この場面でこれを見せることで信頼していただける”と先回りして考え、提案していた。本当に丁寧な営業というのは、こういうことを言うのだなと実感しました。

 もうひとつは、東京本店長時代に感じた女性の芯の強さです。より現場に近い声が聞きたいと思い、各部署の経営課題を話し合う月末会議に、経理の女性社員を参加させたのですが、「今までのケースから見てその計画には無理があります」などと、臆せず意見を言う。男性社員は上司の顔色を窺いがちですが、女性は無理なものは無理と言える。芯の強さに感心しました。

次の記事に続きます。

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